会社 心理学

会社で左遷や更迭された人が持つ心理と特徴

不運な事に、私はいくつかの職場で、必ずと言っていいほど更迭された人に遭遇してきました。

前職で更迭されたやばい人が、何かの弾みに転職し、別の会社で訳の分からないことをし続けた結果、周囲の6割が退職したような事もありました。

他人事だと思っていても、例えば履歴書のカタログスペックで即戦力だと思って採用した40代が、完全なパーソナリティ障害で周りが困っただけなどというケースは周囲でも少なく無いのです。

一番怖いのは「やる気のある無能」と言う言葉がある通り、何らかの形で組織崩壊や会社に対して不利益をもたらしているのです。

個人が消えていくのは構わないのですが、周りを消していくのはよほどの事だと思います。

会社から人事処理を受けている人は、多くの場合、何らかの問題児であった場合が多く、総じて似たようなタイプの人間だったので、更迭人事についてと、対象になった人の特徴についてまとめています。

人事異動についての考え方

失敗は誰にでもありますが、出来る人は失敗の後が違うため、失敗であろうが成功であろうが、その後の理由を検証し「まぐれ当たり」を「幸運」で片付けたりはしないものです。

こう言った人は、面接などで成功談や失敗談とその時どうしたかなどを聞いてみれば判断出来ると思います。(あまりにも高尚な話の場合無理ですが)

異動という観点だけで見れば、教育に伴う異動という組織采配もありますし、自分のキャリアに幅をもたせるために志願した異動というのもありますが、自分が意識しない異動の多くは厄介払いの人事異動です。

単に邪魔なのであれば窓際で良いですが、「そこにいることで周りに悪影響を与える人間」だからこそ、会社としては異動による自浄作用を検討します。よく言う飛ばされたという奴で、急に「数日後から〇〇行ってね」と言われるパターンや、地方とか海外とかに急に行かされるパターンなど、部署異動や事業所異動のケースがよく見られるでしょう。

日本企業は厄介なもので、問題のある人間でも気安く解雇出来ないため、人事異動で対処するケースは少なくありません。

大きい会社なら出世組が行くところと、更迭組が行くところはある程度決まっているので、社内事情に精通している人なら何処へ行ったかで直ぐに分かると思います。

飛ばされた先で自浄作用があれば儲け物ですし、辞めてくれても一向に構いません。自分が知っている人物だと、虚言癖,問題行動,職業適性の低さから中国に飛ばされたものの、自分に問題がる事を理解しておらず数年後別の日本企業で就職し、相変わらず問題行動を続けている人や、逆にベトナムに行かされて悟りに近いものを開き、退職後個人で働き活躍している人もいたりします。

これも本人の捉え方次第で、実はここが一番難しいところだったりします。

人事異動で飛ばされた人には「本人に飛ばされた自覚が全く無い人」も結構な割合で存在します。こういう人は観察しているとわかるのですが、自分がおかしな事をしていたり、全体の状況を悪くしているとは全く思っていませんし、おかしな事になったのは他人のせいだと本気で思っています。

こういった人材を採用した企業が、2次被害3次被害を被る事になり周りが迷惑するわけです。

厳しい事を言えば、職務経歴でわかる人も多く、理解していれば分かりやすいのに、これを採用する側も会社としては何らかの処罰を検討したほうが良いとは思います。

人物傾向

他人に多大な害を与えるタイプの人間は、単に能力不足やパーソナリティ障害など何らかの疾患持ちでない限り、承認欲求の肥大や内向性と外向性の矛盾から来ている人が多く見られます。

承認欲求に関しては言わずもがなですが、認められたいという感情を仕事に持ち込んでいるため変な働き方になるのです。そもそも仕事と承認欲求は別物です。承認欲求を満たしたいのであれば自分が承認されるものや場所を見つければ良いだけです。承認欲求を仕事に持ち込むと、極端な属人化や強い他者批判を行い、意地汚く他人を退ける行動に出る可能性が高くなります。

内向性と外向性の矛盾は、行動内容と興味の矛先が違っている事に周りが気付かない状態です。梃子でも責任を取りたくない人や、話を上手くあしらい受流す人の関心は自分自身に向いている事が多いです。これは心理学的には内向的で、極端に内向的な人は自分に関係のある事をよく喋るため、お喋りな場合が多く人物像を勘違いしやすいのです。こういった人達は社交的なわけではなく、関心が自分にあるだけなので、我が身可愛さから会議での話やありきたりなコミュニケーションをとっているだけなので、実際は口がよく動くだけで中身が全くないのです。

うわべだけの特徴を言えば「責任を負う意識が無い」「他人の話を退け聞かない」「自分の考えに囚われている(夢見がちな考え)」「他者に対して批判的(公での他者批判)」と言った感じです。こう言う人を見抜こうとしても、承認欲求を願望充足で達成している要領の良い人は、人として変わった感じだったりするので、人を見抜くのは相当難しいです。

改善されなかった人の本質的な危険性

更迭によって改善されなかった人たちの本質的な危険性というのは、他者に対して有害な影響を与える可能性が高く、周りに対して「」になることです。

こういう人達は働きだした頃に、上司、先輩、メンターから適切な指導を受けられていないか、受けてはいるけど理解していない場合が多く、自分が興味のある事や、自分が理解出来る事だけが絶対的な正しさだと考えるようになる傾向があります。そのため、仕事で何かを考えたりやる必要があったりするとき、方向感がおかしいのです。

それなりに歳をとっている場合、周りとしても一応は話を聞いてあげるため、自分の理念を原理主義的に吹聴して回る疫病の様な存在になります。そして、育るべき人の教育機会を失ったり、若者にあまりよくない行動規範を示す可能性が高くなります。

ちなみにこういった人たちが採用活動にまで関わった場合、ヤバイ人材や同じような人達がコブ付きで採用され、組織が異常な状態になり爆散するケースや、不良人材が情報を滞留させて壊死するケースがあるため本当に注意しましょう。

まとめ

承認されなかったがゆえに、良いものをみつけるとそれが素晴らしく輝いて見えて横取りしてみたり、そうでもしないと評価されず満たされないため、承認されるためのあらゆる攻撃をやめない。そうやって生きるしかないかわいそうな人だったり、細かいケースは色々あるでしょう。(パクられる側からすれば実績のある証拠なのだから、おそらくどこに行っても仕事ができます)

こういう人達と遭遇したら、早めに距離を取って普通の環境に移動することが最善の方法です。

会社としてこういった人達を対処出来る立場にあるのであれば、まずカウンセリングなどを受診させる事をお勧めします。病気や障害に近いものであれば投薬治療で幾分よくなるため、会社に行く前に医者に行けと言う事です。

履歴書で数日で退職してる人が偶にいますが、感の良い人が3日や1週間で辞めるのは変な事ではありません。こういう人たちは、この様な経験を明文化し世の中にアウトプットする必要がないと考えているため、極端に行動が早いだけです。環境判断をする嗅覚の良さは、それはそれで評価しても良いのではないでしょうか。

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