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おしゃべりな人はこれが多い6つの特徴

2023年4月5日

おしゃべりな人はよく話し、自分の意見を述べるのが好きですが、その反面、他人の話を遮ったり、会話を支配する傾向があり、長時間静かにしていることが難しい場合があります。

黙ることを知らない人が目の前に現れた場合どう感じるでしょうか?

人生の中で、会話の主導権を握りたがり、いつ話をすれば良いのかわからない人と一緒にいる状況に陥った時、大なり小なり鬱陶しいと思ったはずです。

このような人は、相手の話を遮ったり、同じタイミングでより大きな声で話したり、話を上書きしたりする傾向があるため、会話上手とは言えません。

厄介なおしゃべりの人にはこれが多いという特徴をここではまとめています。

話すペースが速い

話すペースが早い最も一般的な原因は、頭の中が混乱していることです。

生き方そのものにストレス要因があります。緊張や不安を感じたり、感情や呼吸が制御出来ないなど、プレッシャーがかかる日常生活は、緊張した状態でコミュニケーションをとる原因となります。

ちなみにオタクの人など、専門分野の話題で早口になる人は別で、ハイパーフォーカス状態と呼ばれる状態に陥ります。彼らは話題に集中し、興味深いことを話すことに没頭しているため、話し方が速くなることがあります。

会話の沈黙が怖い

静寂が生じると、その空気が不快に感じられることがあります。

会話においては、静寂が生じることが不自然に感じられ、無言のままいることが不快に感じられることがあります。

そのため嘘でも何でも良いので沢山しゃべろうとします。

緊張を感じやすい人ほど気を紛らわせるために、しゃべる量を増やそうとする傾向があり、静寂が生じた時に、次の話題を見つけることが出来ないと、自分自身に対する不安感が増します。

ニュースを聞いた瞬間に友達と共有するのが好き

自己アイデンティティが未形成だと、他人を使って自分自身を定義するためにニュースなどを共有します。

私たちは皆、自分自身に独自のブランドを持っており、ソーシャルメディアで共有するコンテンツは自分のアイデンティティを反映しているとされています。

そのため、68%の人々が、「自分自身がどんな人間であるか、自分が何に興味を持っているのかを伝えるためにソーシャルメディア上で情報を共有する。」と言っているのは驚くことではありません。

単純に言えば、情報を共有することが好きで、それによって世界とのつながりを感じているのです。

明らかな嘘の話が多い

とにかく沢山しゃべるために嘘の話が多くなる場合があります。

一部の人達は、嘘をつくことで自分自身を守ろうとしているか、自分自身に自信を持てないために嘘をついています。

明らかな嘘をよく話す人は、しばしば自分自身をコントロールできないと感じているか、周囲の人々からの批判や拒絶を恐れている可能性があります。

他人は、嘘をつかれても結果が同じであると考えていたり、気分を害されたくないため、まともに取り合わない人が殆どです。

嘘をつくことが問題を解決することはほとんどありません。

他にも、注意を引きたいと思っていたり、自分自身をよく見せようとしている可能性もあります。

会話にまとまりが無い

よくしゃべる人の話には一貫性がない事が多いです。

一貫性のない会話は、相手とのコミュニケーションを困難にすることがあり、相手に不快感を与えることがあります。

単に、沢山しゃべる事でドーパミンを出して気持ち良くなりたいという単純な欲求からきている場合もあります。

他にも、一貫性のない会話をする人々は、無意識に緊張していて自分自身を表現するのが難しいと感じているか、自分自身に自信がないせいで話をする前に考えを整理できていない可能性があります。

自分自身のコミュニケーションスタイルを理解し、自己表現能力を向上させるためのトレーニングを受けることが役立ちます。

自分の考えを整理し、自分の意見を明確に伝えることができるようになることで、より効果的なコミュニケーションが可能になるでしょう。

病気の可能性

話し上手であれば人格的特徴にすぎませんが、過剰な話し好きは、以下のような精神的健康状態の症状として現れることがあります。

  1. プレッシャーをかけた話し方は、躁病または軽躁病のエピソードの一部として起こることがあります。
  2. 無秩序な話し方は、統合失調症や他の精神病、他の人格障害を含めた精神障害の重要な症状として現れることがあります。
  3. とりとめのない話し方や過剰な話し好きは、社交不安障害の症状として現れることがあります。自分が間違ったことを言ったり他人に判断されたりすることを恐れていますが、不安を和らげるために意図した以上の話をするようになります。
  4. 過剰に自分自身について話すこと。躁病のエピソード中に、双極性障害を持つ人々が業績や目標、計画について長々と話すことは珍しくありません。この話し方はしばしば誇張されたもので、現実的でないと思われることがあります。
  5. 自己愛性パーソナリティ障害を持つ人々は、注意を引くために自分の能力や達成したこと、知っている事について大量に話すことがあります。

まとめ

おしゃべりな人によって、度々会話を支配され、他人の話を遮られ、沈黙に悩まされる事があります。

一般的によくしゃべる人は、ストレスや不安から早口になってしまったり、単にコミュニケーション能力が低い場合もあります。

ニュースを共有したり、あからさまな嘘をついたりすることは、自分のアイデンティティを明確にしたり、注目を集めるための方法として行なっています

過度のおしゃべりは、躁病または軽躁病エピソード、統合失調症、社交不安障害、注意欠如・多動性障害 (ADHD)、自己愛性パーソナリティ障害など病気の症状である可能性があるので、話し方が気になる場合は、メンタルヘルスの専門家に診てもらうとよいでしょう。

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