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なぜ良い相手が現れないと言うのか|婚活参加者の根本的な問題

現代の婚活がうまくいかない理由の一つに「傲慢さと善良さ」があります。

現代の日本人は目にみえる身分格差や差別はありません。

しかし、一人一人が自分の価値観にかなりの重きを置いており、誰もが傲慢になりがちです。

反面、善良に生きている人は親など思春期の言いつけを金科玉条のごとく守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて「自分が無い」状態になります。

これが婚活しても結婚まで結びつかない人として一定数存在します。

ピンとこないの正体

よくあるのが「相手と会って、条件は申し分ないのにピンとこないから決断できない」と話す人がいます。

この「ピンとこないの正体は、その人が自分につけている値段(価値)」です。

人は無意識のうちに自分に価値を付けています。

相手がこれに見合わなければ「自分の価値はこんなに低くない」「もっと高い価値の相手でなければ、自分と釣り合わない」と判断しています。

この感覚を「ピンとこない」と雑な表現をしているのです。

婚相談所の担当者は、「ささやかな幸せを望むだけ云々…と言いながら、皆さんご自分につけている値段は相当高いですよ」と言います。

これはかなり厳しい指摘ですが正論です。

要するに「ピンとくる相手に出会えない」という人は、自分を高く評価しすぎており、相手を値踏みする傲慢さを持っています。

皆さんの周りに、「何故自分の周りには良いパートナーが現れないのか」悩んでいる人がいたなら、まずは「自分に高い値段をつけていないか」を自己点検するべきです。

傲慢さを捨てると人間関係は好転する

現代の婚活は一定の条件をクリアしないと参加出ません。

特に男性はこの条件がかなり厳しいので、邪険にされる人が多くなるのはおかしいはずなのです。

参加条件に年収と身長項目などザラですが、結婚している人は、この条件に遠く及んでいない人が多くいます。

私の知り合いにも、無職の時に結婚して、最初の頃は働かずに家でゲームだけしていた知人がいますが、その後大勢しています。

「破れ鍋に綴じ蓋」という諺があるように欠点や弱みがある人でも相応しい相手はいるものです。

自分の中の傲慢さや善良さから解き放たれた時にこそ、良い出会いがやってくるはずです。

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