賢者のワーク

よくデスノートみたいなものを書いている人の話を聞きますが、ネガティブな出来事だけを徹底して書き出すだけの作業は、嫌な記憶の強化になるのですぐに辞めましょう。

どうしてもネガティブな事が気になってしょうがない人は、まず嫌だった事を全てノートなりメモなりに書き出します。

焦って書類を書く人

次に、いったん書いたものを忘れて30分ほど放置し、改めて書いたものを確認します。

この際、先のノートなりメモなりに書いたのは、自分ではない他人の記述だと思って読みます。

そして、書いてある内容を第三者視点で、客観的なアドバイスを出来るだけ多く書き込んでいきます。「この内容って大した事じゃ無いよね」とか「この程度さっさと忘れて、次のことに取りかかった方がいい事あるでしょ」とか、ポジティブな指摘を多めに書いていきます。

遠隔医療のイラスト

客観視の効果を利用しているので、これをやると心が浄化されたようにスッキリします。モヤっとしている場合は第三者である自覚が足りません。

ネガティブな情報というのは往々にして感情で歪んだ解釈なので、冷静な事実で上書きしていくのです。

2022年1月6日