仕事が立て込んだ時や、やることが嵩んだ時に人は「疲れたなー、うつ病かもしれない」と考える人もいます。
こういった時、一番にやるべきことは「休息」です。
疲れた時にまず休んで下さいと言われると「いや休んでいるよ」と考える人が多くいらっしゃいますが、休息を取るという事は技術です。
休息や休むというのは、脳に刺激を与えないことです。ここでは適切に休息をとる方法について説明していきます。
まず休むこと
ほとんどの人が休んでいると主張しても、ごろごろしながらスマホや動画などを見て脳に刺激が与えられる状態を作り出しています。
これは脳に刺激が加わっているので休んでいません。
休むにも休み方が有り、下記の2つが重要になります。
- 脳に刺激を与えないこと
- 決断をしないこと
「悩みすぎない、決断しない」ってことが大事で、とにかく考えないことが大事です。
精神が疲れている時や鬱状態は脳みその病気なので、考える力自体も落ちています。
人間は追い込まれた状況になると視野が狭くなるように出来ています。頭が回らない状況になってるので、考えると余計に悪化するので考えないってことは本当に大事です。
これと同じくら、決断することを避けることも大事です。
「決断疲れ」という言葉があるくらい、人間は1日の中で大量の決断をしています。決断疲れは自覚し難いため注意するのが難しいのですが、疲れている時は何も考えないようにするのが良いのです。
寝ていてもOK
基本的に寝ていてもOKです!寝て済むときは寝てた方がいいです。
ネットの情報で散歩しましょうみたな例が沢山書いてありますが、休息と脳の回復にもフェーズがあります。
2,3週間寝るだけの休息をとると段々飽きてきたり頭痛がしたりします。これがある種の合図なので、ここから散歩や何か簡単な行動を始めると良いです。
ちょっと前向きになってきた時に、旅行に行ってみる選択肢はありかなと思います。
ゲームはしない
完全な休息を取りたい場合、よほど単純作業なモノでなければゲームはしないで下さい。
ゲームは性質上、細かい選択を大量に強いられます。選択や決断をするというのは脳を休ませたい時には非常に良く無いです。
またのめり込んでしまうと時間も取られてしまい、たとえば社会復帰が必要なフェーズに入ったときにゲームにとられる時間が多くなりすぎてしまい本末転倒な状況になってしまう事もあります。
飲酒もしない
飲酒についてはもちろんダメです。
アルコールってうつ状態になってしまいます。余程お酒に強い人は別ですが、アルコールってダウナー系のドラッグなので飲み続けるとうつっぽくなります。
休みの時とか鬱状況がひどいからお酒に逃げたくなったり、お酒を飲むことで時間潰したい気持ちも良く分かりますが、回復を妨げるので基本的には良くないです。
まとめ
重要なのは脳に刺激を与えない事です。
現代社会はスマートフォンで簡単に情報取得や娯楽動画が見れてしまうので、脳に刺激が与えられる状況が簡単に作られてしまうため、純粋な休息をとるのが比較的難しいです。
できるだけ外的刺激を取り入れない環境で休み「悩まない、決断しない」ためにとにかく考えない行動を意識して下さい。
散歩や運動を進められますが、それが出来る状態かを見極めて運動できるほどの気力がなければ寝ていて下さい。数週間すると自然と体を動かしたくなるはずです。
活力が戻ってきたら散歩や旅行といった行動を始めてみて下さい。