心理学 日常心理

人はなぜ流行に乗るのか?流行に乗ってしまう心理

巷で〇〇が流行っている!と言う情報が出ると、なぜかそれを調べて流行に乗ってみようと考える人は少なくないでしょう。

人は「まわりの人と同じでいたい」という気持ちと、「まわりとは違っていたい」という背反する気持ちを併せもっています。

流行には、こうした背反する心理が絡み合っています。

 

社会学者のロジャーズは、流行が広まっていく様子を5つの過程に分類しました(VPBと呼ばれるもの)。

流行に関わる人々を分類した、ロジャーズの「イノベーター理論」を紹介します。

商品を購入する時期ごとに5つのグループに分けられます。

  1. イノベーター : 進んで新しいものを取り入れる革新的な人々。 2.5%
  2. アーリーアダプター : 流行をいち早く取り入れる、流行に敏感な人々。 13.5%
  3. アーリーマジョリティ : まわりと同調し、流行を取り入れる人々。 34%
  4. レイトマジョリティ : 3にさらに追随する人々。 34%
  5. ラガード : 流行に見向きもしないか、流行遅れの人々。16%

1に近い方が「まわりとは違っていたい」「新しい自分になりたい」といった欲求が強くなります

5に近い方が「まわりの人と同じがいい」「あこがれの存在を真似したい」といった欲求が強いくなります。ただし5に近い場合は、最初からあまりにも個性的な人が存在し、そう言った人達は例外となります

流行を取り入れる時期は人それぞれで、その時期によってその人の心理的な特性が現れます。

「イノベーター」は、まだ商品が流行するかどうかもわからない時期に購入します。

このような流行の最先端をいく人は、「まわりとは違っていたい」という「自己顕示欲」が非常に強いタイプ。

それに続く「アーリーアダプター」にも、同じ傾向があります。

「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」など、大多数の人が商品を購入する時期には、「みんなと同じ物が欲しい」といった欲求が強く働きます。なかには、「流行遅れと思われたくない」「自分だけ違うと思われたくない」という気持ちから、商品を購入する人もいます。

こうした、みんなと同じでいたい、目立ちすぎたくないという無意識の心理作用を「斉一性の原理(斉一性への圧力)」と言い、いわゆる社会的圧力を生みます。

それ以降に商品を購入する人や、そもそも流行を意識しない人は、保守的なタイプか、まわりに振り回されないタイプといえます。

あなたはどれに当てはまるでしょうか?

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