あなたは感情的なタイプでしょうか?その日の出来事で気分が一気に変わることはありませんか?
思い当たる節があれば、感情に支配されている状態かもしれません。
感情豊かで心で動くことは、素晴らしい資質です。
他人とのつながりを深めたり、自己認識を高めたりする力があります。
しかし、感情のままに行動すると、不安や抑うつ、健康や人間関係への悪影響にも繋がります。
相手の感情を感じる共感的な人間ほど、苦い教訓を何度も経験しているでしょう。
若い頃の感情と思考の関係
若い頃は自尊心が低く、ネガティブな自己対話や他人の評価に敏感な人が多くいます。
その思考は感情を大きく左右し、最悪医師のお世話を受けるまでになる事さえあります。
すべての感情は「思考」から生まれる――このシンプルな事実に気づくまで、長い時間がかかりました。
筆者自身も、自分の感情を認識し、それに飲まれないよう日々意識しています。
ここでは、感情との向き合い方を紹介します。
1. 感情を「認める」
感情に飲まれそうなときは、それを無視せず「そこに感情的になるものがある」と認めましょう。
感情は、注目されたい子どものようなもの。認めてあげることで、落ち着かせることができます。
たとえば私は、寂しさや退屈から食に走ってしまう傾向がありました。
結果として自己評価をさらに下げる悪循環なります。
感情を受け入れ、麻痺させず向き合うことが、大きな転機となります。
2. トリガー(引き金)を知る
自分がどんな状況で怒りや恐れを感じるのか、理解していますか?
例えば、人は「無視された」と感じると怒りが湧く傾向があります。
以前は怒鳴っていた場面でも、「相手は私を尊重していない」という考えが感情の元だと気づけば、所詮その程度の相手なので、冷静さを取り戻せます。
感情は「思考の結果」であり、その思考が真実かどうかを見極めることが大切です。
3. 書き出す
毎日、感情に関する問いを日記に書いています。
「なぜ今日はこんなに疲れているのか?」と問いかけることで、感情の裏にある思考や出来事をたどれます。
時間がなければ、心の中で問いかけるだけでも効果があります。
「今、自分のためにできる前向きなことは何か?」と自問してみましょう。
4. 感情への責任を持つ
「相手が遅れたから怒った」と言いたくなる気持ちは分かりますが、感情の責任は自分にあります。
同じ出来事でも人によって受け止め方が違うのは、育ちや価値観、経験が異なるからです。
反応する前に、自分の解釈が原因である可能性を考えてみましょう。
5. 距離をとる
距離を離すことは非常に強力です。
強い感情に支配されそうなときは、その場から離れましょう。
冷静さを取り戻してからでないと、後悔する行動につながることもあります。
ポジティブな感情でさえ、暴走すれば後悔を生むことがあります。
「親切心」で行ったことが、傷になることもあるのです。
6. 短い言葉を使う
その場を離れられないときは、マントラ(短い言葉)を活用します。
私は「soft(やわらかく)」という言葉を使い、柔らかい物体を想像し、優しさを思い出します。
あなたに合った言葉を探してみてください。
最後に
感情はあなた自身ではありません。
人は、感情に従うか、感情を自ら導くか選ぶ力があります。
感情的になってしまうトリガーを理解し、意識的な選択を重ねることで、感情に流されるのではなく、感情と共に生きる力を育てていきましょう。