自分のことを「山田は」「佐藤は」というように名前で呼ぶ人って、時々いますよね。 会社でこう言った人を見かけると少し幼く感じますが、これには面白い心理が隠れています。 他の人との距離の取り方に気を使っていたり、自分をどう見せるかを大切にしている傾向があるだけでなく、誰かに認めてもらいたい、気にかけてもらいたいという、自己防衛や特別扱いへの欲求が深層に見え隠れします。 ここでは3つの観点から一人称を自分の苗字や名前で呼ぶ人の心理を見ていきます。 1. 自己防衛の手段「他者化」 人は時に、自分との距離感を必要と ...