ずっと喋ってる人がいる職場は災難だと思います。
最初、彼らは素晴らしく外向的に見えます。
しかし、時間が経つにつれて彼らの会話は疲れ果てるだけのノイズになり、すべての会話が相手のエネルギーを奪います。
よく喋る人は、人によって心理状態が違います。
ただ話すだけで安心する人もいれば、誰かに話を聞いて貰いたいだけの欲求不満を持っている人など、多くの場合何か深い事情があって喋っている訳ではありません。
問題は彼らがあまりにも多くを語り、その内容のほとんどが自分自身のことであり、相手に耳を傾けない人々であるということです。
ずっと喋ってる人の状態
居酒屋での不満話や、苦労話、SNSでの不満や自分語りが絶えないのは当たり前で、自分の事を話すのは多くの人にとって気持ちが良い行動です。
自分の事を話すのは、夜の営みと同じくらい強力なドーパミンを発生します。
そのためこれが癖になっている人は中毒になっているため、中々辞めることが出来ません。
本来欲求というのは「マズローの欲求5段階説」の通り自己実現が一番達成感を得やすいのですが、現代人はお手軽に承認欲求を満たそうとします。
話すという行為でお手軽に気持ちよく慣れて、場合によって他の欲求不満まで満たせるのであれば、自己実現のために行動しない人にしてみればこれ程魅力的な行為は無いでしょう。
当然、これは話してる方だけが気持ちよくなるだけなので、話されている方がしんどいと感じるのは当たり前のことです。
また、ずっと喋ってる人や、とにかく沢山喋る人が相手の話に耳を傾けないのは認知機能やワーキングメモリーが発達していない可能性があります。
相手が話したことを記憶しておく事が出来ず、全く覚えていないか自分の都合の良いように解釈して覚えています。
結局のところ全ての事柄が自分に向いており、習慣、行動、感情、個人的な問題など自分自身に捉われているため、その人の成功を自分自身で妨げています。
自分にとって最悪の問題を、すべて自分が引き起こしているのです。
聞き疲れ
長時間人の話を聞いていて、疲れを感じたことのある人は多いと思います。
話し手がつまらないからと責めたくなるかもしれませんが、実際は「聞き疲れ」と呼ばれる症状かもしれません。
聞き疲れは長時間音を聞いていると起こるものです(例えば、長時間の電話やオンラインミーティングの後など)。
これは、脳が「休憩が必要だ!」と求めています。
難聴の人ほど聞き疲れが起きやすいとされていますが、聴力が正常な人でも激しいリスニングは疲れるものです。
健聴者・難聴者にかかわらず、一日を通して聴き疲れに対処するいくつかのヒントを紹介します。
- 騒音から離れる
- 補聴器をつけていない人は、自然の中や静かな道を散歩したり、目を閉じて数分間リラックスできる場所を探してみてください。忙しい人でも、静かな場所でお弁当を食べれば、昼間の活力源になります。テレビを見る代わりに、読書をする。補聴器をつけている人は、毎日数分間、補聴器を外してみましょう。
- 深呼吸の練習をする
- ストレスやイライラに押しつぶされそうになったら、数分間、深呼吸をする。ストレスや血圧を下げながら、頭をすっきりさせることができます。
- 可能な限り、周囲の雑音を排除する
- 難聴の方は周囲の雑音から話し声を聞き分けることが困難なケースがよくあります。耳と脳が処理しなければならない雑音が少なければ少ないほど、会話に耳を傾ける負担が減りエネルギーが湧いてきます。耳栓を利用して雑音を強制的に遮断するのも効果的です。 音の遮断に最適Moldex 耳栓レビュー |耳栓ではほぼ最強
- 昼寝をする
- 全米睡眠財団によると、20~30分の仮眠は覚醒度とパフォーマンスを向上させ、眠気を残さず夜間の睡眠を妨げることもないそうです。昼寝はエネルギー補給になるだけでなく、静かな時間というおまけもついてきます。
過度に話す人を相手にする時の対処法
過度なおしゃべりをする人に対処するのはイライラしますが、それは相手が精神的な健康障害だったり、制御不能な性格的特徴だからかもしれません。
仲の良い人や興味のある話でさえ、話が長くなれば面倒くさいと感じ始めるはずです。
にも関わらず、メンタルヘルス障害、人格特性および人格障害を持った人の過度な話を聞かなければならない状況は、聞き手に負担をかけます。
これは苦痛以外の何ものでもありません。
ずっと喋ってる人と相対する必要がある場合、境界設定を利用するのが効果的です。
会話に制限時間を設ける、席を外す、その人との出会いを前もって計画するなどして、おしゃべりな人に圧倒されないように対処することができます。
- 制限を設ける
- 先に15分や20分など、決められた時間しか話せないことを相手に伝えます。時間が近づいたら「あと2、3分しかない」と念を押すのも効果的です。
- 去ることを丁寧に知らせる
- 相手の話を遮って、自分から相手に去ることを丁寧に知らせる必要があります。
- 計画を設ける
- おしゃべりな人に遭遇することが分かっている場合、あるいは簡単に会話を切り上げる方法がない場合、事前に作業を作ったりアクティビティで自分を忙しくさせ、会話から離れることができるように計画しておきましょう。
本来の理想は、過度に話す人達に治療を受けてもらう事です。
そういった人に病院に行き治療をしてもらいたいです。
おそらく内容は「認知行動療法」と「弁証法的行動療法」なので、事前にどう言った事をするか確認して病院にかかって下さい。