他人の視線や感想が気になって仕方がないという人が居ると思います。
これには複数の原因がありますが、主な原因に承認欲求と同調圧力が考えられます。
このエントリーではこの2つに焦点を当てた他人が気になって仕方ない人の心理を解説していきます。
承認欲求
みんなに好かれたい、認められたいという心理を承認欲求とした場合、これは承認欲求の塊であるプリーザー(喜ばせ屋)と呼ばれる性質の人間である可能性が高いです。
承認欲求が強いと、どうしても自分の価値が他人の承認次第で変動してしまうので、他人の顔色や行動が気になって仕方ありません。
他人がチラチラこちらを見ながら話していたら自分のことを話していると思ったり、他人が不機嫌であったら自分のせいでは無いか?と考えたりします。
これはしっかりとした自分軸が無いことから来ているため、自分軸を作成することである程度改善します。
自分軸を作るには主体的な目標を持ち、自己実現や成功体験を積み重ねていく他ありません。
自分が何をしたいかを見つけ、小さな成功や自己実現を積み重ねて行きましょう。
同調圧力
もう一つが同調圧力です。
同調圧力があると多数意見に合わせがちになります。同調圧力は定義するのが容易ではありませんが、判断基準はみんなと同じでなければならない状態です。
バブル期によく言われた言葉ですが、前例はどうだったか?の次によく言われたのが他社はどうか?でした。
ティッシュの買占めにしてもそうですし、海外のジョークでも日本人の主体性が揶揄されたりします。
しかし、流れに逆らうことは容易ではありません。順応する (他の人がしていることを行う) というプレッシャーは強力で、抵抗するのが難しい場合があります。
改善方法
これらを打破するには所謂いい人を辞める必要があり、いい人を辞めるにはいくつかの行動方針を取る必要があります
- 礼儀正しく興味がないことを明確かつ断固として伝える
- YESだけでなくNOを示す
- 好き/嫌いをはっきり示す
- 別の行動を提案する
- 責任の所在を明確にする
仲間がしていることを真似したいという衝動はあらゆる年齢の人々に影響を及ぼしています。
周りから影響を受けることは悪いことではありません。しかし、仲間と一緒に挑戦する心強さよりも仲間からのプレッシャーが上回っては元も子も有りません。
ネガティブな同調圧力に抵抗するのは簡単ではありませんが、抵抗できた後良い気分になりがちです。
そして、同じように感じている仲間に良い影響を与えることができるかもしれません。状況を変えるには、たった一人が声を上げたり、違う行動を取ったりするだけで良いことがよくあります。
あなたが勇気を持って人と違うことをしたり、集団に同調することを拒んだりすれば、仲間もついてくるかもしれません。
自分の主体性を認識し、自分自身を行動によって変化出来る可能性があることを知っておいて下さい。